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処暑の候とは?意味や時期、残暑見舞いにも使える文例をご紹介

処暑の候

処暑の候

残暑見舞いの時候の挨拶に「処暑の候」は使用できるのか気になる方もいるのではないでしょうか。大切な方へ送る残暑見舞いには時候の挨拶を含めて、きちんとした内容で送りたいものですよね。

そこで、「処暑の候」とはどんな意味を持ち、時期はいつごろまで使用できるのか調べてみました。また、残暑見舞いで使える文例もあわせてご紹介いたします。



処暑の候とは


処暑の候とは、手紙やはがきの際に用いる時候の挨拶の一つです。

処暑とは、「二十四節気」という日本の季節を24等分に分けて表した季節のうちの一つで、「暑さの峠を越えて徐々に暑さが和らいでくる頃」を意味しています。

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処暑の候の意味について

では、処暑の候とはどんな意味を持っているのでしょうか。

処暑とは、「暑さの峠を越えて徐々に暑さが和らいでくる頃」であり、「○○の候」は「○○の季節になってきましたが」という意味があります。

そのため、「処暑の候」とは「暑さの峠を越え徐々に過ごしやすい季節になってきましたが」という意味になります。

処暑の候を使用する時期はいつ?


処暑の候を使用する時期ですが、いつからいつまでが良いのでしょうか。

それは、「処暑(2017年8月23日)~白露の前日(2017年9月6日)まで」の期間に使用するのが良いとされています。

今年の処暑は「2017年8月23日」です。二十四節気では「処暑」の次の季節は「白露(9月7日)」となり、「処暑(2017年8月23日)~白露の前日(2017年9月6日)まで」の期間を「処暑」とも表現するところからきています。

そうなると、「処暑の候」を使用する時期に重なるのが「残暑見舞い」です。

残暑見舞いは「立秋(2017年8月17日)~白露の前日(9月6日)」までにだすのがマナーとされています。そのため、残暑見舞いの時候の挨拶として「処暑の候」はオススメなのです。

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処暑の候の使い方


手紙やはがきで残暑見舞いを出す場合、書き方の形式はほぼ決まっています。

この形式を覚えておくことで、「処暑の候」も問題なく使用できるようになりますので、ご紹介いたします。

処暑の候を使うのは手紙の前文です。

この前文とは3つに分ける事が出来
  1. 頭語
  2. 時候の挨拶
  3. 相手の安否を尋ねる内容
で構成されています。

1.頭語


「拝啓」「謹啓」などの事を頭語と呼びます。「処暑の候」という表現の仕方はかしこまった堅い表現のため、頭語は「拝啓」または「謹啓」を使うとおかしくはならないと思います。

2.時候の挨拶


「処暑の候」が時候の挨拶に当たります。8月で他に使われる時候の挨拶として、「晩夏の候」「立秋の候」「初秋の候」「避暑の候」などがあります。

3.相手の安否を尋ねる内容


相手の状況を気遣う気持ちを表します。

・「お変わりなくお過ごしでしょうか」
・「ご健勝のこととお喜び申し上げます」
・「ご清栄のこととお慶び申し上げます 」


処暑の候を残暑見舞いで使う時の文例


上記で紹介しました「処暑の候」の使い方を基にした、残暑見舞いの文例をご紹介いたします。

「処暑の候」の残暑見舞い 冒頭 文例


拝啓 処暑の候 ○○様におかれましてはますますご盛栄のこととお慶び申し上げます

拝啓 処暑の候 ○○様には益々ご壮健のこととお喜び申し上げます。

拝啓 処暑の候 貴社ますますのご発展のこととお喜び申し上げます

「処暑の候」の結び 例文


まだしばらく残暑が続くようですので、くれぐれもご自愛ください。 敬具

今後ともよろしくお付き合いのほど、お願い申し上げます。 敬具

今後ともなにとぞよろしくご厚誼のほどをよろしくお願い申し上げます。 敬具


まとめ


残暑見舞いに関わらず大切な方への手紙やはがきは、心を込めて送りたいですよね。

その時に気になる言葉の意味や使い方を事前に調べることは、きっと手紙やはがきの内容に反映されて相手を思う気持ちが伝わるはずです。

携帯電話やスマートフォンが普及した時代だからこそ、日本の伝統文化の素晴らしさを感じずにはいられません。ここで紹介した内容がお役に立てれば幸いです。

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