雑学

「怖い」と「恐い」の違いとは?その使い方、間違っているかも!?

怖い

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気温が高くなってくると「コワイ」ものが見たくなるのは私だけでしょうか?

最近は、スマホのホラーゲーム「恐怖!廃病院からの脱出:無影灯」やちょっと古いんですが、ニンテンドーDSの「ナナシノゲーム」などにはまっています。

友達にオススメのホラーゲームとして「廃病院からの脱出」をLINEで教えたら、「こっちも恐いよ」と「続・恐怖!廃病院からの脱出:無影灯 ・真相編」を教えてもらいました。

その時に、ある疑問が沸きました。「コワイ」の漢字は「怖い」と「恐い」のどっちを使うべきなのか?違いは何かあるのか?

そこで、調べてみましたのでご紹介いたします。



「怖い」と「恐い」の違いとは


「怖い」と「恐い」の意味に違いはあるのかを調べてみました。

家にあった旺文社の「標準国語辞典」で「こわい」を調べたところ、意味としては「おそろしい」という意味で一緒でした。

では、どこに違いがあるのかというと、「常用漢字」であるか否か。

  • 怖い ・・ 常用漢字
  • 恐い ・・ 常用外漢字(表外漢字)


  • 常用漢字とは


    常用漢字とは、日本政府によって日常生活において必要な日本語を書き表すのに必要な漢字を選定し「常用漢字表」に記載されたもののことを言います。日本政府などの公的な機関において、文章を作成する際はこの常用漢字を用いて文章を作成しているとされています。

    例えば、政府や役所などの公的機関が作成する文章の場合、「コワイ」という漢字は常用漢字を規範としているため「怖い」を使って作成をしています。

    常用漢字に示されている漢字以外は、常用外漢字(表外漢字)とされています。しかし、常用外漢字を使ったからといって、間違いかというとそうでもありません。

    通常は私たちの生活内であれば、内容や伝えたい趣旨に合わせて漢字を選ぶと良いでしょう。


    「怖い」と「恐い」の使い分けは?


    「怖い」と「恐い」の意味が同じであれば、どうやって使い分ければいいの?って思う方もいるのではないでしょうか。

    基本的には、同じ意味であれば「コワイ」と書きたい場合に使用する漢字は常用漢字である「怖い」を使えば間違いはありません

    ですが、「怖い」と「恐い」から受ける印象は人によって違うのではないでしょうか。

    「怖い」の「怖」を使った言葉に、

  • 「怖じ気(おじけ) づく」 ・・ 怖がってびくびくする気持ち。
  • 「畏怖(いふ)」 ・・ おそれこわがること。おそろしがること。

  • があります。

    「恐い」の「恐」を使った言葉に

  • 恐縮(きょうしゅく) ・・ 相手にかけた迷惑に対して身が縮むほどおそれいること。
  • 恐喝(きょうかつ)  ・・ お金や品物をうばう目的で、人をおどしつけること。
  • 恐妻(きょうさい)  ・・ 夫が妻に頭が上がらないこと。
  • 恐竜(きょうりゅう) ・・ 大昔にいた巨大な爬虫類。

  • があります。

    同じ「コワイ」でも、漢字を使ったほかの言葉を比較すると、人や生き物などに対する「コワイ」は「恐い」を使い、それ以外の見えないものや不安な心理的な「コワイ」は「怖い」を使うとよいのではないでしょうか。

    まとめ


    特別な意図をもって使う場合以外は、「コワイ」は「怖い」と書けば間違いありません。「怖い」も「恐い」も意味は同じですから常用漢字として認められている「怖い」の方が適切でしょう。

    ただし「うちの妻は恐い」と書いた方が、「恐妻家」っぷりがより伝わる気がしませんか?決して、うちの嫁が「恐妻家」と言っているわけではありませんが、尻に敷かれているのも事実です。(笑)

    今回「怖い」と「恐い」の違いを調べている中で、新しいスマホのホラーゲーム「恐怖!美術館からの脱出:プレイルーム」 を見つけました。

    この夏は恐い妻と一緒に、怖いゲームを楽しみたいと思います。